2009年03月10日

プレゼンテーションでの話し方のタブー [話し方その7]

プレゼンテーションで、あなたは聴衆のヒンシュクを買う話しをしていませんか?
または質疑応答で困るような質問をしませんか?

これにはいろいろなケースが考えられます。
私が遭遇したケースでは、指導教官でない専門外の教授が学生に質問をしたとき、担当の指導教官である教授との間で壮絶な舌戦が繰り広げられたことがあります。
哀れなのはプレゼンをしている、当の学生です。
専門家の論争なので、発表者はどちらにフォローすることもできません。
こうなると成り行きに任せるしかありません。
大人気ないと言えば、それまでですが・・・。

この場合はプレゼンで質問する側が、発表者の専門領域を侵害したと感じたことから始まっています。
同じように、これが発表する側が相手の専門領域を侵害するようなことがあれば、相手は不快に感じるか、質疑応答でバトルが生じる可能性があります。

これ以外にも、たまに発表者が聴衆を見下すような話し方をする人もいます。
もちろん、発表者本人は見下すつもりで言っているわけではないことが大半です。
たとえば「この程度のことは知っていると思いますが・・・」などは、よく聞かれる枕詞のひとつです。
もちろん、聴衆の構成をリサーチした上での自信なのかもしれません。
しかし聴衆も人間ですから忘れていることもありますし、いままで縁がなく本当に知らない可能性もあります。
このようにプレゼンでは発表者の思い込みというのが、知らず知らずのうちに話しに出てきます。
本人はそのつもりではなかったとしても、これがあなたにとって大切な商談に関わるプレゼンならば致命的なミスにもなります。

昨今プレゼンテーションはどこでも行われており、聴衆の耳も肥えてきています。
ちょっとした何気ないひと言が、あなたのすばらしいプレゼンをダメにするかもしれないことに気をつけてください。


2009年02月08日

規模に応じてアシスタントを頼んでみよう [準備その7]

プレゼンテーションにおけるアシスタントとは何でしょうか?
お芝居における黒子のような役割が、アシスタントに当たります。

プロジェクターで表示するスライドが多かったり、大規模な会場でプレゼンをする場合など、発表者がすべてを仕切るのが難しいことがあります。
このような時、効率的にプレゼンを行うには、優秀なアシストができる仲間が必要です。
アシスタントはスライドの切り替え、室内の明かりの調整、トラブルのフォローなどがアシスタントの役割とされています。

あなたのプレゼンテーションでアシストを依頼する場合、どのようなことを重視しますか?
いちばん大切なことは、あなたがするプレゼンの内容を可能な限り共有・理解できる能力のある人にアシストを依頼することです。
アシストする人の能力を超えている場合、プレゼンでスライドを出すタイミングすら間違えたりすることが考えられます。
あなたがスマートなプレゼンをしたいならば、アシスタントにも内容をしっかり共有・理解してもらって、いざというトラブルのときに能動的に対応してもらうことが必要になります。

次にアシスタントを依頼したとき、忘れずに行っておきたいのがリハーサルです。
最低でも本番同様のリハーサルを、アシストする人といっしょに2回は行ってください。
大がかりなプレゼンテーションの場合、発表者だけが進行を理解していたのではいけません。
あなたがスムースなプレゼンを期待するならば、アシストする仲間と呼吸を合わせることが何より大切なコツです。

そしてアシスタントは、プレゼンテーションの規模に応じて調整することを忘れないでください。
アシストの作業内容がひとりで作業可能かどうかも、かならず考慮に入れてください。

2009年01月04日

プレゼンテーションのシーン別の主な種類 [構成その5]

プレゼンテーションは、行うシーンや国によってやりかたが変わってきます。
いちばん顕著な例は、日本とアメリカにおけるやり方の違いです。

日本では、プレゼンする側があらかじめデータや結論をまとめあげます。
その上で、相手に説明したり議論することが一般です。
それに比べてアメリカの場合、結論はプレゼン後に議論するのが一般です。
はじめから結論ありきは、嫌う傾向にあります。
このように国によっても、そのやり方のコツは大きく変わってきます。

それ以外にも学会発表のようなもの、ビジネスシーンにおける商談のようなもの、会議のように議論を要するものなどがあります。

学会発表や卒論の場合、発表者がまとめたデータや結論を発表します。
議論を交わすこともありますが、基本的に発表者からによる一方的なプレゼンです。
結論は、発表者にすべてかかっています。
これは先の日本に多いものと同じです。

ビジネスシーンにおける商談の場合、一方的な説明は敬遠されます。
みなさんも服などのショッピングにでかけた時、店員にしつこく付きまとわれて困った経験はあるのではないでしょうか?
商談のように一方的なセールストークは、あまりよい結果にはなりません。
このような場合、お客が必要とするデータを適切なタイミングで示すのが重要なコツです。
そしてお客が購入にいたるように導きます。
結果、成約にもつながります。
商談のようなプレゼンの場合、相手との双方向性が重要視されます。
ですので結論は、相手にすべてかかっています。

会議のようなものの場合、一応結論は述べます。
しかし最終的な意思決定は、会議において議論したうえで決まります。
結論は、プレゼンした本人の意見を土台にして、議論のうえで決まります。
これは先のアメリカに多いものと同じです。

以上のように、国やシーンにおいてプレゼンテーションの運び方のコツは変わってきます。
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