2011年07月14日

プレゼンテーションであがらない方法その5 [話し方その13]

プレゼンテーションでの失敗というのは、いろいろあります。

最初の方で緊張しすぎたり、とんでもない勘違いで違うことを話してしまったりして、最後までずるずる失敗を引きずったままで、最悪のプレゼンになったことはありませんか?

実は出だしの失敗は、聴衆の評価にあまり左右されません。

むしろ聴衆の評価に影響するのは、終わりの方なのです。

心理学的には「親近効果」と呼ばれるものです。

人は、最後に見聞きしたものが一番印象に残ります。

あなたも先生や先輩のプレゼンを見て、印象に残っていることが多いのは最後の方ではありませんか?

このように初っ端からミスしても、締めくくりさえしっかりすれば聴衆の評価にそれほど影響しません。

もちろん、致命的なミスは除きますよ・・・。


それと最初のころの些細な失敗で、少しクスクスと笑われる・・・なんてこともあります。

これは逆にチャンスの場合があります。

人は不完全なものに興味を持ちます。

これを心理学では「ツァイガルニック効果」と言います。

本番最初に緊張で舌がもつれ面白いことを言って(またはやって)笑われる・・・なんてことがあれば、緊張している聴衆はリラックスする人が大半です。

こんな時は逆に「みんな自分の話しに注目してくれたぞ!」とツカミはOKなくらいの気持ちで臨みましょう。

ただし、ウケ狙いでわざとやるといろんな意味で再起不能になる可能性があるので、意図的にしないように・・・。


とは言っても、気持ちを切り替えられず結局挽回できなかった・・・と言って、その後のプレゼンテーションにまで引きずって再失敗する人もいます。

そういった傾向のある人は、次の機会に成功したら自分にご褒美を与えよう!となにか決めておきましょう。

心理学で「心理的報酬」と言われるものです。

ふだん飲まないような少し高いコーヒーや紅茶を飲むとか、自分が前からほしかった服やアクセサリーを買うとか、次の休みは寝ダメをするとかでもいいです。

まるで走るのを嫌がる馬の目の前にニンジンをぶら下げて走らせるような感じです。

しかし、意外と効果が期待できますよ。

これは仕事や勉強にも応用できる方法です。


posted by REN at 02:24| プレゼンの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月09日

プレゼンテーションであがらない方法その4 [話し方その12]

プレゼンテーションであがり症になるのを手軽に防ぐ方法には、ふだん先輩や先生からこうしなさいと言われているものの中にもあります。

たとえば本番には正装が基本ですよね。

男性でも女性でも、一般的にはスーツが基本です。

こういった身につけている服やアクセサリーなどを、きちんとしたものを着るだけで身が引き締まります。

これを『ドレス効果』と呼びます。

女性であればメイクをしていない時、人前に出るのは勇気がいるものです。

メイクをしているだけで自信がつく、これを『メイク効果』と呼びます。

このように自分の体とそれを包む境界を立派なものにしておくと、人は安心感を持ちます。

戦うにしても、立派な甲冑を着ていれば自信が湧くのと同じです。


プレゼンテーションを見ていると、自信のない人は動作が鈍くなっている人が多くありませんか?

これは自分が聴衆にだめなプレゼンターだと思われていると錯覚し、自信喪失から緊張していることがほとんどです。

準備不足でなければ大概は本人の思い込みなのですが、これを簡単に払拭し落ち着きを少しでも取り戻す方法があります。

ウィスコンシン大学のトッド・ジャクソン博士は、行動をテキパキとさせるだけで人は楽観的になれると言っています。

つまり本番で緊張してしまったなら、とりあえず動作をキビキビとさせてみるということです。

ほかにも背筋を伸ばす、声を少しだけ大きく出してみる、手などを大きく動かすなども同様の効果が期待できます。

いざという時の応急処置ですが、少しでも自然に緊張感を和らげる方法です。

もちろん、自分だけの落ち着く方法というのもあれば、いざという時に使えるようにしておきたいものですよね。
posted by REN at 23:33| プレゼンの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月03日

心理学的にプレゼンテーションであがり症を抑えるコツその3 [話し方その11]

プレゼンテーションのように人前に立つと、どうしても不安になってしかたがない!なんてことないですか?

座禅なんかで心を鍛えられればいいけど、なんだかそれもなぁ・・・なんて言う人も。

今回は、こんなことで対人不安を解消できるの!?という方法をお伝えします。


プレゼンでの対人不安を払拭するには、軽い運動などでもよいので普段から体を鍛えるのが効果的です。

「いきなり根性論ですか!?」と思った人も多いでしょう。

しかし、これには科学的心理学的根拠があります。

テキサス州ベイラー大学のボーデン博士の行った実験で、ジョギングなどの運動を生徒たちにさせたところ、開始から8週間後には対人不安が減少し始め、16週間後には2割も減少しました。

またYMCAメトロポリタン・アトランティックのアネッシーの実験では、勉強だけの子と運動をさせた子とでは、運動をさせた子の方が自信を伸ばしました。

「健全な精神は健全な肉体に宿る」・・・なんていうのをよく聞きますが、あながち間違いではなかったということですね。

ウォーキングやサイクリングなどの手軽な運動からジムトレーニングまで、自分の体調や好みに合わせて運動をすれば長続きもしやすいでしょう。

さらにテニスのように対戦が出来るスポーツであれば、勝つことで自分自身への自信を向上させることができます。

このように自分と他人とを相対評価することでも、心理学的に効果が期待できます。

プレゼンの対策だけでなく、心身ともにスポーツはいいので運動するように心がけたいものですね。
posted by REN at 12:00| プレゼンの心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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