質疑応答では、内容に興味を持った人が質問をしてきます。
発表者が気をつけるのは、聴衆の興味の持ち方です。
プレゼンテーション後の質疑応答を予想して作る想定問答集では、興味の持ち方にポイントを絞ります。
主な質問の傾向として、
1.否定的な質問
2.好意的な質問
3.単純な質問
に大別できます。
まず、否定的な質問から見ていきましょう。
質問でいちばん厄介なのが、この否定的な質問です。
例えば「〜の方法には、もっと他に最適なものはないのか?」や「〜の根拠がいまいちすっきりしない。」など、プレゼンテーションの切り口とは違う見方の質問が飛び交うこともあります。
そこで聴衆の気持ちになって、別の見方がないかチェックしておきます。
また、プレゼンテーションで導いた結論に使用した手法(または方法)以外に、別の手法などがないかもチェックしておきます。
内容からチェックした想定質問を箇条書きにして、回答もメモしておきましょう。
次に、好意的な質問について見ていきましょう。
好意的な質問では「積極的に使ったみたい」、「他に用途はあるのか?」、「さらに理解を深めたい」など、聴衆自ら導入のアクションを起こしたい、また賛同する場合に多いです。
このような質問が多いならば、プレゼンテーション自体はほぼ成功しています。
ですので、内容をさらに一歩突っ込んだ回答が必要になってきます。
スライドに収まりきらなかった内容も合わせて、想定問答集作成の参考にするといいです。
最後に単純な質問の場合です。
この質問でよくある例が、述べた用語や図解の説明を求めるものです。
この手の質問があまりに多い場合は、プレゼンテーションが失敗している可能性があります。
聴衆に分かる言葉や分かりやすいスライドで説明しなければなりません。
それができていないということは、内容自体も聴衆には理解できていない可能性があります。
この説明に質疑応答で手間取るようでは、時間がいくらあっても足りません。
最悪、時間不足で質疑応答が終了・・・なんてこともあります。
手短に答えられるように、プレゼンテーションで使った用語の整理や予備のスライドも用意しておきましょう。
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